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おかみさん、イースターですよ!

突然ですが問題です。
昨日、4月5日は何の日だったでしょうか?

正解は…ええ、そうです、イースターだったのです。

このイースター、欧米ではポピュラーどころの騒ぎじゃないらしい。
クリスマスよりも盛り上がるとても重要なお祭りだそうです。

セレーナでもマダムが1週間くらい前からことあるごとに連呼していました。
「池田さん、いよいよイースターね!うふふ」
と言われるたびに、あー…あの卵の祭、っすよね…?といまひとつピンと来てないリアクションをしていました。

ですが今日は嬉しいプレゼントをいただいてしまったのです。
それがこちら。じゃん!
おかみさん、イースターですよ!_d0118071_9544420.jpg

か、かわいい…!!
何かわかりますか?
そうです、卵です。
おかみさん、イースターですよ!_d0118071_9544590.jpg

欧米ではイースターの時、ゆでたまごの殻に絵を描いて贈る風習があるんですって。
それでマダムからお手製の卵をいただいちゃったというわけです。

おまけについてるのはうさちゃん。イースターはウサギも重要人物なんだとか。

私にとって、これまでイースターとは
「日本では千葉の某国だけが盛り上がるイベント」という認識でしかありませんでした。
「世間との温度差ありまくりだろ…」と遠目に見ながら思っていたのです。

なので当然、イースターには「復活祭」という別名があることも知らず、
また復活祭と聞いたところで、「で、一体誰が復活するの?」状態。

ちなみに復活するの、キリストだって!
やっぱりなー、そんな気がしてた。
嘘です知りませんでした。

十字架に打ち付けられる、あの有名な処刑から3日後、なんとキリストは墓から這い上がり、蘇るのだそうです。
その復活を祝うのが復活祭、つまりイースターなんですって。

…という祭の概要だけを聞くと「ふーん」でしたが、
マダムの話を聞いて、ちょっと見る目が変わりました。

「人は誰だって死ぬのが怖いじゃない?
でもキリストが蘇ったことで、そしてそれを祝うことで、亡くなった人たちとも再会できるって信じているの。
だからイースターは生きることへの希望に満ちたお祭りなのよ」

遠くへ行ってしまった大切な人と、もう一度会える。
たとえ私の命が終わりを迎えたとしても、また巡り会える。
その時を願いながらキリストの復活を祝う。
すてきなお祭りじゃありませんか?

私も今宵は星になった人たちを思いながら、いただいたゆでたまごを食べてむせ返ろう、そう思った4月5日でした。

マダム、ありがとうございました!

by serenamita | 2015-04-05 15:41 | こぼればなし
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イタリアンレストラン 「セレーナ」staffブログ@港区三田


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